廃水処理施設のバイオガスを RNG に変換するプロジェクト

ポートランド市の廃水処理施設 | オレゴン州ポートランド

 

2017 年のアースデーにオレゴン州ポートランドは、 市の下水処理プロセスで発生する廃棄メタンを再生可能天然ガス (RNG) へと変える画期的なプロジェクトを発表しました。このプロジェクトにより、温室効果ガス排出量が年間 21,000 トン削減されることになります。さらに、年間 300 万ドルを超える利益が生まれ、134 万ガロンのディーゼル燃料が RNG に置き換えられることになります。これは、年間 154 台のゴミ収集車を走らせることができる量の燃料に相当します。

ポートランド市は EcoEngineers のサポートを受けながら、このギャップに対応し、プロジェクトの成功を目指しています。燃料は、USEPA の再生可能燃料基準 (RFS)、カリフォルニア州低炭素燃料基準 (LCFS)、およびオレゴン州クリーン燃料プログラム (CFP) の 3 つの炭素市場で販売される予定です。構想から始動まで RNG プロジェクトを成功させるためには、クリーン燃料規制、燃料市場、炭素市場に関する深い知識が必要になります。 

実績

  • 市職員、州間のパイプラインおよび技術ベンダーなど、すべてのプロジェクト関係者を対象に数日間の研修を実施し、最新のクリーン燃料政策、さらにはプロジェクトによっていかに炭素市場を通じて利益を最大化することができるか情報を提供
  • 炭素クレジットの価値を落とすことなく強度の高い産業廃棄物を取り入れるために、原料の分析、市の計画の評価を実施 (RFS における D3/D5 RIN)
  • パイプライン相互接続契約、オフテイク契約、利益共有モデルを評価し、市にとってベストな契約を推奨

成果

このプロジェクトは現在、RNG オフテイクパートナー、パイプライン契約、コミッショニング計画があり、建設の最終段階を迎えています。完成後、EcoEngineers は以下を実施する予定です:

  1. 規制当局との間の調整、RFS、LCFS、および CFP 各プログラムにおけるパスウェイの登録
  2. プロジェクト固有の炭素強度を導き出すための CA-GREET モデルに基づくライフサイクルアセスメント
  3. 炭素還元クレームの検証 (RIN QAP、LCFS の検証)
  4. RNG の有効利用と利益の最大化を実現するための市の意思決定に役立つ燃料切り替えのマトリクスの提示

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